厚岸グルメパーク コンキリエの夏牡蠣

北海道厚岸町の道の駅 厚岸味覚ターミナルコンキリエでは 四季を通じて地元特産の牡蠣料理を提供しています。

道の駅の2Fにレストランエスカルがあります。
牡蠣の町のレストランということで イチオシはやはり牡蠣料理(普通のメニューもあります)で この時期は夏牡蠣(岩牡蠣)を使ったメニューが沢山有ります。
天ぷらや 焼き牡蠣 蒸し牡蠣 牡蠣ご飯 牡蠣フライなどがありますが やはり他所ではなかなか食べられない「なま牡蠣」をいただくことにしました。

氷を敷き詰めた銀皿の上いっぱいに広がっているのは 中位の生牡蠣。
夏場 これだけの生で食べられる牡蠣を目の前にすると 不本意にも生唾がでてきます。

きりりと冷やした白ワインなどが欲しいところですが バイクで来ていますので アルコール禁止です。

そこでノンアルコールビールを一緒に注文して 舌を湿らして 端から夢のような牡蠣をいただきます。

真ん中にあるのは ソース代わりの「牡蠣酢」(二杯酢)でしたが 私は一個だけ試して あとは添付してあったレモンの櫛切りを牡蠣に直接絞って テーブルにあった岩塩で味付けして いただきました。
スプーンで貝柱を断ち切ります。
ぷっくりしたふくよかな身は ほんのり赤身を帯び 腹側はゼリーのような透明感を持ち 貝殻を軽く振ると ふるふるとふるえています。

口に入れると みずみずしい歯ざわりとともに 海の香りが鼻腔を抜けてゆきます。
意外と身はしっかりとしており 風味は牡蠣特有のあの複雑なクセや臭みが全くありません。(これを好む人も多いですが)
絞ったレモンがよく合い あっという間に8個全部平らげてしまい 残ったのは飲みかけのビールだけ。

いやいや来て良かったです。鮮明に記憶にのこる味でした。
ノンアルコールビールを置いてくれていて良かったです。

ご飯じゃ魅力半減ですからね。

美味しすぎて あとは何にもいりませんでした。

レストランエスカルの隣には 炙りや(あぶりや)という食堂があり こちらは牡蠣をはじめ海鮮ものや野菜 肉などを 自分で炭火を使ってバーベキューして食べられるお店もあり こちらも大人気です。

ただしこの時期 焼き牡蠣は食べられるのですが なまで食べる牡蠣は あぶりやでは提供していません。
生で食べる牡蠣があるのは エスカルのほうです。

道の駅 厚岸味覚ターミナルコンキリエ
北海道厚岸郡厚岸町字住ノ江町3-163
TEL 0153-52-4139(道の駅)
開館時間(道の駅)9:00〜21:00 冬季10:00〜21:00(11月〜3月)
休館日(道の駅)月曜

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